こころハウス 井上工務店
株式会社 井上工務店

スタッフブログ

茅葺き屋根保存活動 東広島リフォーム こころハウス 投稿日:2022年06月13日
こんにちは、こころハウス社長のトミオです。

6月12日午後から東広島市志和堀地域センター

で「藝州かやぶき紀行」と言うドキュメント

映画を見に行きました。この映画の内容は

広島の茅葺職人にスポットを当てています。



志和堀地区には現在6軒の茅葺き屋根の建物が

密集しています。地元に居られた最後の職人

さんも昨年高齢の為お亡くなりになりました。

茅葺き屋根は40年に一度葺き替えが必要です

集落の2軒の屋根は来年辺り限界を迎えます

葺き替えなくては雨漏りであっという間に

家が朽ちてしまいます。そこで立ち上がった

のが広島大学の学生達です。彼らは東広島市

とは大学に入学するまで縁もゆかりも無い

人達ばかりですが、茅葺き屋根保存の為

人を集めて山で屋根材料のススキを刈り

クラウドファンディングで保存の資金集めも

しています。この上映会もその活動の一環と

して開催されました。



映画の内容は建築士として興味深い物でした

広島県全域の現存する茅葺き屋根と工法の

調査してみると県北の屋根の葺き替えには

もやい(催合い)と呼ばれる集落単位の共同

作業で行われ屋根材料を藁縄で縛って固定する

場合は屋根の上から茅針と呼ばれる道具に

藁縄を付けて内部深く突き刺します。内部には

針受けの人間が居て屋根の構造体迄藁縄を

導き屋根の上に返します。県北の作業は言わば

分業制なのです。対する山陽側は一人の職人が

作業する場合が殆どで屋根の中に針受が居ない

ので、ホコ竹(茅の流れを直角に抑える竹)

を手の届く範囲で藁縄で締めて、その上の

ホコ竹は下のホコ竹と締める工法です。

当然茅針は短く、作業の効率化を図る為、

縄を切る鎌の柄を長くし先端に穴を開けて

茅針として使っています。(カマバリ)



この茅葺き工法は山口県南部や京都、滋賀県

にも伝えられていました。広島から一人で

出稼ぎに行くにはこの工法しか無かったのです

この映画では昔の広島弁も出てきて懐かしく

見る事が出来ました。



この日の午前中我がボランティア団体が主催

するアクアの森植林イベント会場の草刈りが

有りました。8時から12時まで5人の田舎の

親父が1800坪の笹とススキの原野をひたすら

刈りました。途中何度もガス欠になったり

沢山の笹で刃が切れなくなったりしましたが

田舎のおやじパワーで全て刈り取りました。



もう20年以上この活動を続けています。

ここは大きな株のススキが沢山群生してます

良質な茅場が確保できれば屋根の再生の

手助けにもなる事でしょう。

色々な人が繋がり一つの大きな輪になる

それこそが「結の心」

人間は一人で生きているのでは有りません

ボランティア活動を偽善と言う方も居ます。

それで良いのです。ボランティアは誰かに

施しをしてあげようと言うものではなく、

究極の偽善と自己満足なのですから。

最後に。





志和かやぶきプロジェクト活動紹介パンフ

紹介します。現在6月末日までの

クラウドファンディングに挑戦中です。

https://camp-fire.jp/projects/view/526142

こちらもご一読、応援下さい。

人は誰かに必要とされる為に生まれて来たのです。
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