自分が建てる家は本当に高性能? そのお悩み解決します。その1 高気密・高断熱住宅の落とし穴 東広島新築 東広島工務店 気密測定
投稿日:2022年05月11日
こんにちは。こころハウス、社長のトミオです。 前々回、新築完成時の室内空気環境測定サービス のブログ書きましたが、 他に気密測定、温度計測サービスを行っています。 当社の性能検証3本柱として新築全棟で実施しています。 近年カーボンニュートラルをカタログで アピールされる建築会社が多くなりましたが、 その根拠は一体何でしょう? それは、机上の計算です。お客様のお家を 1軒1軒調べている会社はまだまだ少ないです。 低炭素住宅、ZEH住宅などの申請時には 家の省エネを計算「外皮計算」「1次消費エネルギー計算」 を行い審査機関に提出して認定を受けます。 計算で同じ性能値で建てた家でもご入居後、 実際の性能には大きな違いが出ます。 それはなぜでしょう? その一つの要因が気密性能です。当社では20年前から上棟、サッシ取付後に気密測定士による 気密測定を実施しています。
魔法瓶の様に中の温度を保温しますが蓋をゆるめて見ると あっという間に外気温に近づきます。 外気温と書いたのは夏の暑さや、冬の寒さの事です。 気密性能は値が小さい程隙間面積も小さく高気密になります。 国の定めた次世代省エネルギー基準は「C値」5cm²/m²ですが 当社では基準の1/10の0.5cm²/m²以下を最低ラインにしています。 実際には0.1後半~0.2台の実測値が殆どです。
完成後、お引き渡し時にお施主様に性能報告書を お渡しします。
上記の4つの数値はどれもとても大切な物です。 Q値は家の保温性能。 Ua値は家の断熱性能。 ηAc値は夏の日射を遮る性能値。 C値は気密性能値 です。この4つが揃って初めて高性能住宅になります。 この中でC値は実際の検証しましたが 他の3つについては計算のみで検証がされていません。 この部分の検証方法がご入居後の温度測定サービスです。 当社では2007年よりこのサービスを開始しました。 始めたきっかけは高気密・高断熱住宅の落とし穴に 気づいたからです。 この話は次回のブログで書きたいと思います。