こんにちは! こころハウス スタッフの和哉です。
西条町吉行の物件です。
SWパネルと構造金物が施工され、先日中間検査と気密測定を終えました。
中間検査は構造金物が構造計算の通りに施工できているか、家の位置は申請通りか、などを検査します。
中間検査が終わると、電気配線や配管が行われる前に気密測定を行います。
もうご存じの方は多いと思いますが気密とは隙間のことです。
その隙間を測る検査を弊社は全棟で実施しています。
家の隙間を小さくすることで外からの熱の出入りを防ぎ、少ないエネルギーで快適に暮らせます。
また、快適に暮らせるだけではなく隙間から入ってくる外気を少なくすることで結露も防止できます。
結露を起こしてしまう住宅の場合、普段見えない壁体内で起きると柱や梁等の構造材が腐敗し、家の耐久性は落ちてしまいます。
自分たちが普段見えない場所が知らぬ間に劣化しているかもと考えると恐ろしいです。
そういったことを防ぐためにも気密性能は大事です。
気密性能は家の耐久性にも関わるとても重要な要素ということです。
今回のお家は、気密測定の結果c値0.21でした。
c値0.21とは1㎡あたり0.21㎠の隙間があるということです。
上記のように隙間の値なので小さいほどよく、今回もとても良い数値を出すことができました。
ちなみに高気密と呼ばれる家はc値1以下で言われることが多いです。がc値1では高気密のメリットを得にくいので弊社は0.5以下を標準としています。
写真右に記載のあるように約22坪のお家の家全体の隙間は4,24㎝×4,24㎝です。
500円玉だと3枚とちょっとの大きさです。
とても少ない隙間であることがわかると思います。
これから工事が進み、外壁の下地と軒天の施工が終わると内部造作や電気配線、設備工事に移っていきます。
これからさらに家らしくなるのでその進捗もブログに書いていこうと思います。
こころハウス 和哉