水回りお任せリフォーム② 東広島 工務店 こころハウス。
投稿日:2020年10月24日
こんにちは。こころハウス、社長のトミオです。 前回はシステムバスのリフォーム工事について書きました。 今回はその続きの脱衣場とトイレの増築について書きたいと思います。システムバスを据える前に脱衣場の床を水平にして断熱工事を済ませておく必要が有ります。
実際に脱衣場の床を解体してみると湿度で不朽していました。床下の断熱工事も事前に行います。 木材は屋外保管で日焼けした垂木を使います。価格は半額にしますが乾燥状態も良く強度も新品より強くなっています。
壁を剥がしてみると断熱材が入っていませんでした。田舎では良くある事なので 事前に断熱材は見積りに入れておきました。
脱衣場工事並行してトイレ増築工事を進めます。下水が完備されていない地域は水洗トイレを設置する場合 合併浄化槽を埋設するのですが、これは全ての生活排水を入れるため汚水配管工事に高額な費用が掛かります。 今回は簡易水洗トイレを使うので、800Lの汲み取り便槽を埋設します。
横型便槽は埋設穴が浅くてもOKなので縦型に比べて施工が容易です。
脱衣場の横に1帖分のトイレを増築しました。本来脱を通ってトイレに行く事はしないのですが こちらは3つ目のトイレとしてお年寄りが直ぐに行ける場所に造りました。
脱衣場入口から正面にトイレ、左側にシステムバスが望めます。 床板は湿気にも強いベトナム松の無垢集成フローリング、壁天井は杉の羽目板、 窓枠や入口枠などはメルクシパインの集成板を使いました。 いずれも当社の在庫品を使ったお任せ低予算商品です。
トイレ外壁も金属サイディングを張って防雨対策、お風呂周りの外壁は塗装焼杉。
脱衣場の前室の納戸も床壁を追い張りし収納棚も取付ました。
脱衣場やトイレの入り口は片引戸をオーダーで造って出入りを容易にしました。 今回の水回りは日当たりが悪く湿気のたまりやすい場所でしたので、 調湿機能の有る材料を多用し木材の温かみのある内装としました。