東広島市 土砂災害 災害に強い家2 工務店 こころハウス
投稿日:2020年07月20日
こんにちは。社長のトミオです。 前回2年前の我が家の土砂災害について書きましたが、 災害の瞬間我が家の1階に居たのです。豪雨が去った次の朝避難から帰って朝ご飯を食べようと思っていました。 その時地響きが、裏山が崩壊したとすぐにわかりました。 1階に居たら押しつぶされてしまうと直感して直ぐに窓に走りました。 窓に手を掛けた瞬間轟音と衝撃破が襲って窓が開きませんでした。 1秒後位か?窓が開き裸足で外に逃げました。
裏山からの土石流が家を直撃し左右に分かれて建物を破壊しています。 土砂による風圧で窓が膨らみ一瞬窓が開かなくなったのが分かります。 実はこれがとても大切な瞬間です。 我が家は高気密住宅なので裏からの土砂の侵入を気密が緩和したのかもそれません。 もし土砂が激突する前に窓を開けていたらもっと沢山の土砂が流入した気がします。 普通の木造住宅ですと建物全体が倒壊していた事でしょう。 築15年ですが高耐震構造のSW工法で造っていたのです。
1階の高さまで土砂で埋まって、裏の壁は破壊していましたが 残る3方は1㎜の傾きも有りませんでした。 奇跡の家として建築の調査も行われました。
土砂に良く耐え命を守ってくれました。