こころハウス 井上工務店
株式会社 井上工務店



スタッフブログ

ほたる荘 蔵置き屋根 天窓 東広島 工務店 こころハウス 投稿日:2020年07月7日
こんにちは。社長のトミオです。

東広島市志和町志和堀の古民家図書室「ほたる荘」の

蔵2階の改修ワークショップを行っていますが、

今回は学生の参加者が居らず、指導が出来ませんでした。

よって、オーナーと私の二人での作業となりました。



元来土蔵と言うものは貴重品を災害などから守る建物です。

特に火災時、隣の母屋が消失しても蔵の中は守られる

構造になっています。外壁は厚さ30センチの土で塗り固めています。

入口も土を塗り付けた重い戸によって守られています。



ここまではどの家の蔵も同じ様な構造です。しかし屋根に関しては

木造の木組みに瓦を直接載せる工法と傘の様に屋根の載せる工法が有ります。

ほたる荘の蔵は後者の「置き屋根」と呼ばれる工法が使われています。

勾配天井の上に土を縫った「土天井」で蔵を防火構造にします。

その上に30㎝程度の隙間を開けて木造の小屋を載せ瓦を葺きます。

火災時には木造の屋根は燃えてしまいますが土天井が隔壁となって

中の物を守ります。又、夏には熱した瓦の熱を逃がす通気層の役割もしています。



拡大してみると屋根の隙間が確認出来ますね。

今回の作業内容は屋根の瓦を撤去して屋根から光を取り入れます。

と、いう事は土天井と屋根瓦を開口しないといけないという事ですね。



2階から見上げた土天井です。隙間から土が見えます。

下から天井板を切って土を取り除きます。



瓦は屋根の上から剥がします。



天窓にガラス瓦を使おうと計画していたのですが、既存の瓦寸法が小さすぎて

施工する事が不可能だと判明しました。とりあえず穴の両端に水切り返しを付けた

「捨て谷」を入れ、その溝に複層ポリカーボネート板を差し込みました。



複層ポリカーボネート板は両面UV加工がしてあるので屋根下地材には適しています。

ここまでの施工雨漏りはしないと思いますので本日の工事はとりあえずここまでで終了です。

次回、ガラス瓦に代わる屋根仕上げ材を見つけなくては。









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